イギリスの老舗メッセンジャー、郵便配達会社をご存知でしょうか。
その会社のメッセンジャーバッグはイギリス国内外で人気のブランドなんです。
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イギリスのメッセンジャーバッグ事情を知るなら避けては通れなイギリス代表ブランドのひとつを今回特集します。
自転車好きも、ファッション好きも、メッセンジャーバッグを探している人も必見です。
イギリスのメッセンジャー「ロイヤルメール」とは

まずは、冒頭でもお聞きしたのですがイギリスの老舗メッセンジャー会社をご存知でしょうか。
正確にはメッセンジャーだけでなく、日本で言うところの郵便局であり日本郵便のような会社です。
名前はROYAL MAIL(ロイヤルメール)です。
聞いたことがある人や実際に使ったことがある人もいるかもしれませんね。
それぐらいイギリスの有名な郵便会社です。
どれくらい老舗かというと1516年に設立しています。
えーと、ちょうど500年前です。
ザビエルが日本に来たり来なかったり、戦国時代な時です。
現代からすると想像もつかない頃から続いている郵便局ということなんです。
実際には1960年代頃から一般的に郵送の事業を専門となったようです。
ほどなくして自転車での郵便も始まるわけですが、現代のお洒落な颯爽と走る姿とは違う元祖メッセンジャーとも言える歴史があります。
メッセンジャーバッグというもの自体はアメリカが起源とされていますが、それと同時期にイギリスでもロイヤルメールが自転車での輸送に使った袋もメッセンジャーバッグも起源とされています。
そこにはあるブランドが関わっているんです。
ロイヤルメールが当時使っていた輸送のためのバッグの修繕を行なった会社がそのブランドなんです。
修繕のみならず、事業の郵便の改善等に関わっていく中でメッセンジャーのためのバッグは完成されたのです。
メッセンジャーのためのバッグだからメッセンジャーバッグ。
現在では機能性よりもファッション性を重視し、メッセンジャーの本格的機能がないメッセンジャーバッグが主流ですが、根本をたどれば職業のためのバッグとして、メッセンジャーの使いやすい機能を搭載したバッグこそが本来のメッセンジャーバッグということなんです。
そんなメッセンジャーバッグの始まりに関わるのがイギリスのロイヤルメールということで、ひとつ雑学として覚えておくといつか使えそうな知識ですよね^^
ロイヤルメールのメッセンジャーバッグを手がけるブランド「マイケルリンネル」
さて次はそんなイギリスの郵便局ロイヤルメールのメッセンジャーが持つメッセンジャーバッグを手がけるブランドについて紹介します。
そのブランドというのがMICHAEL LINNELL(マイケルリンネル)です。
実はマイケルリンネルは、元々ドライクリーニング店でした。
どんな素材でも洗濯、修繕をするといううたい文句がきっかけでロイヤルメールとの関係が築かれるようになりました。
ロイヤルメールの職員がそのクリーニング屋さんにナイロン製のメッセンジャーバッグを修繕に出したことにより始まった関係は、素材の開発や郵送費削減のための軽量など、ロイヤルメールのためのメッセンジャーバッグを作るとともに事業を拡大させました。
ついにはクリーニング部門を売却し、輸送事業部門としてメッセンジャーバッグだけでなく特化した商品、什器などの製造を専門とするようになりました。
ブランドとしてはバッグを中心に、バッグパック、ショルダーバッグ、トートバッグとスタイリッシュで機能性の高いバッグが主流です。
日本でも雑誌でよく取り上げられる人気のブランドとして全国に沢山の店舗を持っていて、価格帯はだいたい1万円前後なので、機能性から考えるとメッセンジャーバッグの中では安い価格帯と言えます。
歴史のつまっているブランドであることが、イギリスだけではなく世界中のメッセンジャーに好まれている理由です。

ちなみにロイヤルメールが使用しているメッセンジャーバッグは上のような赤色のメッセンジャーバッグで、反射板が横のラインでついているハッキリした目立つメッセンジャーバッグなんです。
見たことある人も多いかもしれませんね。
いかにもメッセンジャーという感じが非常にかっこいい印象ですね。
実際ロイヤルメールのメッセンジャーバッグはSサイズ(Sでも大きめ)ですが非常に安く3000円程度で買えてしまう驚きの安さなんですよ。
パッと見と価格ですぐポチりたくなるコスパですよね。
ではそんなマイケルリンネルというブランド、他にはどんなメッセンジャーバッグがあるのか見ていきましょう。
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日本でも人気のブランドマイケルリンネルのメッセンジャーバッグ
ここからはイギリスの代表ブランド、マイケルリンネルのメッセンジャーバッグはどんなものがあるのかということをざっくり見ていきましょう。
先ほどロイヤルメールのメッセンジャーバッグが3000円程度と紹介しましたが、それだけ安くても機能性は大丈夫なのかというと、メッセンジャーバッグ界の中では耐久性に欠けるという評判を聞きます。
それはきっとロイヤルメールがどこに重点を置いてメッセンジャーバッグを選んでいるかという問題かも知れません。
例えば耐久性を減らしてでも軽量化させたかもしれませんし、そもそもメッセンジャーバッグに負担のかかる荷物を入れない業務なのかもしれませんので、一概に耐久性の弱いメッセンジャーバッグという印象の付け方は間違いかも知れません。
そして、マイケルリンネルとして出しているメッセンジャーバッグはそれよりもしっかり耐久性があり、機能性もしっかり兼ね備えています。
だから心配なくしっかりメッセンジャーバッグとして役目を果たしてくれるものとしてマイケルリンネルは人気に買うことのないブランドです。
Messenger MLCD-200


こちらがマイケルリンネルのメッセンジャーバッグです。
開閉はマジックテープ、背面にはすぐにアクセス可能なチャックがついています。
反射板がついているので夜間でも安全面に考慮されています。
本格的なメッセンジャーバッグだと見分けるほどではないですが、ショルダーの部分の幅が広くクッションの効いた作りはいかにも本格的で、背負っている時に疲れを感じさせない仕様になっています。
メッセンジャーバッグでは当たり前になった素材のコーデュラナイロンを使用しているため、非常に丈夫な素材で耐久性も安心です。
これでいて価格は11000円というコスパですから、かなり買いやすいのではないでしょうか。
そこまで大きくない方が良い場合はこちら。
Mini Messenger MLCD-100


ずばりミニサイズのメッセンジャーバッグです。
ボディバッグとも呼べる大きさで気軽に使えます。
そしてダブルファスナーなので開閉は楽ですね。
マジックテープが苦手な人は実のところ多く、ファスナータイプのメッセンジャーを探している人は結構いるんです。
そういった点からもお勧めなメッセンジャーバッグですね。
価格は6000円と手軽に買える価格で、軽くお出かけには十分活躍できるメッセンジャーバッグです。
今回はメッセンジャーバッグを紹介しましたがバッグパックも豊富なラインナップなのでそちらも気になる方はぜひ調べてみてください。
まとめ
- イギリスの老舗郵便企業ロイヤルメールはメッセンジャーバッグの起源を作ったともいわれるほどの歴史ある輸送企業。
- そのロイヤルメールのメッセンジャーバッグを手がけることになったブランドがマイケルリンネル。
- マイケルリンネルは元々クリーニング会社だが、ロイヤルメールとの関係から輸送関係の商品や重機を製造する会社に変わり、バッグのブランドとしてイギリス国内だけでなく世界中に展開する人気のブランドへと拡大した。
- マイケルリンネルのメッセンジャーバッグは機能性の高さと価格帯からコスパの良いブランドとしても印象深い
いかがでしたでしょうか。
イギリスを代表するメッセンジャーバッグブランドマイケルリンネルとロイヤルメールとの関係性や起源についてを紹介してきました。
思っている以上に歴史の濃い、そしてメッセンジャーバッグの始まりとして非常に重要な内容でしたね。
自転車乗りなら知っておきたいそんな雑学とブランドの紹介でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ちなみにこちらの記事もおすすめです⇒アメリカ生まれ本格メッセンジャーバッグブランド大集合特集
こちらではアメリカのメッセンジャーバッグのブランドについて紹介しています。
アメリカのメッセンジャーバッグも歴史が濃く沢山のブランドが存在します。
イギリスとの比較も面白いですよ。
合わせてご覧ください。
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