お洒落でかっこいい一枚革のメッセンジャーバッグ、憧れますよね。
実際にどんな特徴があるのかということを知らないと、革という素材は意外と扱いに困ってしまうかもしれません。
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そこで今回は革についての知識を深めると共に、一枚革のメッセンジャーバッグといえば今コレという話題なものを紹介します。
革という素材はどんな素材?

靴やカバンなどで革と言うとお洒落で重厚感があって、高級感があるイメージを思い浮かべるはず。
では革という素材はどんな素材なのであるかと言うとざっくりしか知識がない人がほとんどなのではないでしょうか。
せっかくの機会ですのでまずは革という素材について知っていきましょう。
革とは動物の皮から出来ています。
ここまでは当たり前だよ、馬鹿にするんじゃないよって人もいるかもしれませんね。
ではなめしっていう行程はどうでしょうか。
菜飯じゃないですよ。(笑)
動物の皮は生き物の皮膚ということなので、成分としてはタンパク質で出来ていて、コラーゲンによって柔らかく保たれているのですが、時間が経ってしまうと水分が抜けて固くなったり、腐敗していくものなんです。
そしてなめしという行程にて、コラーゲンになめし剤というものを合わせることで柔らかく安定した丈夫さを保つ加工をします。
そうすることにより「皮」から「革」となるわけです。
このなめしという作業工程がなければ靴や鞄などの製品にはなり得ない大事な行程なんです。
そこにはなめしのみをする職人的な職業があり、その技術によって柔らかさや薄さ、丈夫さや質が変わってくる大事な作業を通して我々が思い描く革になっていくのです。
レザーの商品は単に動物の皮だから値段が高いのだと思われがちですが、革と言う素材になるまでの行程の量を考えれば納得がいきますよね。
そんな革はやはり元々は命あるものだったわけで、革には傷やシワがあるものなんです。
それが味となる場合や美しいものを作るためには使わないという判断をする場合もあるために、一枚革として何かの製品を作るということは非常に贅沢な使い方でもありますし、質にこだわらないと出来ることではない技術なのです。
その分丈夫であることや美しさは一枚革である方がクオリティが高いというメリットもあります。
ということで革という素材はタンパク質でできた元々動物の皮膚であるということになります。
だから、いくらなめし加工をしてあるからと言って腐敗しないとは限らないんです。
それは革をバッグなどの製品となってから扱うその人の手入れも必要だからです。
革は水や湿気に弱いため、汗などでも傷みや腐敗の原因になります。
手入れをすることによって一生もののように長持ちするのですが、怠ればすぐにダメになってしまうそんな素材といえます。
人が筋肉を使ったり負荷をかけると鍛わり、使わなくなると一気に筋肉がなくなっていくように、やはりもともと動物の皮膚である以上手入れをすればキレイに保て、さぼるとボロボロになるという筋肉に似た素材ということです。
ちょっと大変そうって思わせてしまったかもしれませんが、知ってしまえば、更に、慣れてしまえば問題なく手入れは続けられます。
ちなみにこちらの⇒革のカバンの知識で大人オシャレな大学生を目指す特集!で革の手入れについては詳しく説明しています。
ではそんな素材とメッセンジャーバッグとの相性はどうなのでしょうか。
メッセンジャーバッグと革の相性
革のメッセンジャーバッグがあるならお洒落だし一度は持ちたいと思う人も多いかと思いますが、革という素材について多少知識がついたところでひとつ疑問に思うかもしれませんが、革とメッセンジャーバッグって相性良いの?ってことですよね。
というのも革は水や湿気に弱いということに対してメッセンジャーバッグは背中で背負って、しかも自転車やバイクなどに乗る人も多いため汗をよくかきます。
更にメッセンジャーバッグだと雨に強いことを売りにするものも多いため、その点では雨にも弱いメッセンジャーバッグともってしまいます。
メッセンジャーバッグとの相性はと考えると多少機能的な面では苦労するかもしれないことがありそうです。
ですがその反面耐久性に優れているため、大事に使えば一生ものになる可能性もあります。
メッセンジャーバッグは使い古した方がかっこいいと言う風潮もあるため、使えば使い込むほど味の出る革にとっては向いている特徴でもあります。
つまり革のメッセンジャーバッグは機能性よりも外観のデザインにウエイトを置いたメッセンジャーバッグと言っても良さそうです。
長期的に見てお洒落にこだわりがある場合に革のメッセンジャーバッグは相性が良いものと言えるでしょう。
一枚革で有名なメッセンジャーバッグといえばコレ
そんな革のメッセンジャーバッグにおいて一枚革にこだわりを持っているブランドがあります。
それが今、日本で一枚革のメッセンジャーバッグで人気を集めているブランドのuni&co(ユニアンドコー)です。
上で説明したように一枚革を使うということは、革に対してこだわりが非常に強く技術を要さない限り、なかなか作ることは出来ません。
そんな中このuni&coは一枚革で、しかも大きいサイズのメッセンジャーバッグも作っている非常に質の高いブランドなんです。
元々メッセンジャーとして10年間のキャリアを持ち、親が靴職人であったことから始まったuni&coは東京浅草生まれ。
今では日本だけでなく海外にも進出している人気ブランドで、2009年スタートと若いブランドながら大きく飛躍した成果を残しています。
ショップでも扱っているところもあるので実際に手に取ってみることも可能ですが、ネット販売の方が主なイメージが伺えるため、ブランドやメッセンジャーバッグをかっこいいと思いつつ評判を気にしている人も多いようです。
そんなuni&coの評判についてや詳しい情報などはこちら⇒大評判!uni&coの本格メッセンジャーバッグとは特集に詳しく特集しています。
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革のメッセンジャーバッグは誰にでもおすすめできるわけじゃないかも
やはり革という素材、全員にお勧めできる素材かと言うとそうでもない素材といえるのではないでしょうか。
やはりその理由として一番大きいのが手入れです。
日頃のケアが必要なところです。
少し使わない期間があって湿気があるところに置いておいたらたちまちカビがはえてしまいます。
だから憧れだけで買うと後々大変ということをわかっておくべきということです。
革のメッセンジャーバッグを手に入れた後のことも考えて、カバンを育てていくという意識を持ったり、しっかり知識をわかった上で購入を決断しましょう。
つまり、手入れを大変と思ってしまう人なのか、それとも手入れしていくことで一生使えるからこそ手入れをしていきたいと考える人なのかによって革のメッセンジャーバッグをおすすめできるかそうでないかということが決まっていきそうです。
まとめ
- 動物の皮はなめしという加工する作業によって腐敗しないように加工され、皮から革となる。
- 革は手入れを適度にしないと水や湿気に弱いため腐敗や傷みの原因になる。
- 革とメッセンジャーバッグの相性は、外観のデザインや長く使うことで味わいを出す見た目に対してウエイトを置いたメッセンジャーバッグであれば相性は良いが、背負った上で汗をかくと湿気によって傷む原因になるので視点によっては相性が良くないともいえる。
- 一枚革のメッセンジャーバッグは、作るのにまず高い技術が必要となるため、人気のuni&coは革に対して大変なこだわりを持ったブランドということがわかる。
- 結局のところ革のメッセンジャーバッグは手入れに対してポジティブな人なのか、そうでないのかによっておすすめできるか否かが決まる。
いかがでしたでしょうか。
革の知識が深まると、一概にお洒落って思うことだけで片付けられない奥の深さがあることに気がつきますよね。
あなたはおすすめされるタイプとそうでないタイプどちらだったでしょうか。
今回の知識を得た上で、革のメッセンジャーバッグなり革製品を見ると、今までとは違う視点で見ることが出来るのではないでしょうか。
ぜひこれを参考に革のメッセンジャーバッグを実際に探してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございます。
ちなみにこちらの記事もおすすめです。⇒イギリスのメッセンジャーバッグブランドと言えばコレだ特集
こちらではイギリスでは知らない人のいないあのメッセンジャーバッグについて紹介しています。
日本でも人気なんです。
ぜひご覧ください。
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