大学生になるとブランドのカバンを持つ人も増えますよね。
その中でも知らない人のいないぐらいコーチというブランドの名前は有名ですが、あなたはコーチについてどれくらい知っていますか?
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名前が有名だからという理由でカバンを持っているだけだと少し恥ずかしいですよね。
今回はそんな大学生に人気のコーチのカバンについて特集します。
コーチとはどんなブランド?

さてまずあなたはコーチについてどんなイメージがあるでしょうか。
大学生も持つことの多いブランドでありながら年齢層が少し上のイメージであったり、ロゴマークのCが印象的であったり、何となくコーチを知っていると言いながら意外とこれぐらいであまり説明できない人も多いのではないでしょうか。
今回はそんなコーチのことを少しだけ知ってしまいましょう!
コーチの評判に丈夫な耐久性というものがあります。
実はこの耐久性は他のブランドよりも優れているとして知られていて、15年前ぐらいのモデルを現在でも持っているという人は珍しくありません。
それぐらい長持ちすることがコーチの最大の特徴と言えるでしょう。
ただそんなに丈夫な耐久性でブランドものとなると手が届きにくいイメージになりますが、カバンの価格として他のブランドよりも手の届きやすいブランドとしても有名です。
そのために大学生であっても自分のバイト代を貯めて買えるほどの値段であることが若い人の人気にも繋がっています。
そんなコーチには驚くべきこだわりがあり、1つのカバンに100を越えるパーツを使いカバンを作り、仕上げは全て手作業で作り上げています。
その手間がありながら、手頃な値段で手に入れられる消費者思いなサービスを特徴に持っているのがコーチなのです。
コーチの歴史の流れ、名前の由来
ではそんな現在のコーチはいかにしてできたのかを歴史の流れで見ていきましょう。
コーチは元々ニューヨークのマンハッタンで1941年にたった6人の職人という小さな工房からスタートしました。
この頃はまだコーチという名前は無く、男性向けの皮革製品会社としてレザーのカバンを製作していました。
その後女性向けのハンドバッグがヒットしたこともあり、ブランド名の「COACH」としての発表は1960年になってから徐々に若い女性の流行に向けたカバンを発表したいくことで、評価が高まっていったようです。
ちなみにコーチと言う名前は、ハンガリー語で馬車を意味します。
ハンガリーのコチという街は馬車作りが盛んで発展していたために、コチという言葉で馬車と意味するようになりました。
カバンのコーチもその馬車を意味していて、コーチ(馬車)は人やものを目的地まで運ぶ、つまり運ぶと言う意味合いを持っているため、スポーツのコーチも目標や勝利へ運ぶという概念から名前がついています。
カバンのコーチもまた人の大事な荷物を運ぶというところからきていると言われていて、ロゴマークに馬車を起用しています。
コーチが日本に進出したのは1988年になってからで、90年代にコーチの代表的なコレクションのシグネチャーコレクションにより人気に火が付き、現在のコーチの人気への流れを作りました。
コーチ伝説のデザイナー
そんなコーチの長い歴史の中で活躍した世界的なデザイナーがいたことをご存知でしょうか。
現在のコーチのブランドイメージの基礎を作り上げ発展させたデザイナーがいました。
彼女の名前はBonnie Cashin(ボニーカシン)。
ボニーカシンは当時にしては先進的なデザインとアート性から様々なカバンをデザインしヒットさせてきました。
当時まだ高級ブランドとまではいかないコーチから、ドレスに合わせることのできるアクセサリーやポーチなどを発表し、そらが大ヒットをおさめ品質ともに高級ブランドとしてのイメージがつきました。
現在でもカバンのフタ部分で見られるターンロックも実はこのボニーカシンのアイディアでオープンカーのルーフからヒットを得て思いついたものだそうです。
そういったカバン以外のところからヒントをえるあたり、やはりデザイナーといったアイディアが当時は斬新な発想として評価されたようです。
知っておきたいコーチのシグネチャーコレクション
コーチのカバンにも沢山のコレクションがあり、時代によってデザインがいろいろと異なります。
今ではレアなものから、最新のコレクションも様々ある中で、とりあえずコーチと言えばこれというコレクションを1つは知っておけば、まず知ったかぶりでコーチのカバンを持っているとは思われないので、今回代表的な1つのコレクションを一緒に覚えましょう。
先ほども少しだけ触れましたが、コーチが日本に進出してから90年代に入り人気に火をつけたコレクションに、シグネチャーコレクションというものがあります。
このコレクションがコーチの中でも特に代表的なコレクションなのです。
一番始めにコーチのイメージを伺った時にCのアルファベットのロゴを思い浮かべた人も多いと思うのですが、そんロゴのCマークがパターンになってキャンバス地のカバンとしてあるカバンが主にシグネチャーなのですが、そもそもシグネチャーとは何なのかを知ると覚えやすいです。
シグネチャーとはつまりサインのことで、もっとわかりやすく言うと印や記号のことです。
ということでここでの印というのはコーチのロゴマークのこと。
その記号であり印のCを全面に使ったデザインこそシグネチャーコレクションの特徴です。
そのコレクション以降ロゴのパターンの生地を使った他のコレクションが発表されるなどアイデンティティとしてイメージの中心になっています。
そのためコーチのカバンの商品名にシグネチャーとは言っている場合は必ずそのデザインがあしらってあるということになっています。
そう思いながらカバンを見ると見え方が変わってくるので面白いですよ。
他にもデザイナーで紹介したボニーカシンのデザインしたカバンの復刻のボニーコレクションなども話題を呼びました。
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大学生に人気なコーチのカバン
さてここから現在のコーチとして、大学生にも人気なカバンをいくつか紹介します。
【ターンロックトートクロスグレインレザー】
こちらはやや大きめのトートバッグで、大学生の通学にちょうどいいサイズのカバンです。
クロスグレインレザーで非常にシンプルなデザイン、そして象徴的なターンロックのついたポケットがついています。
シンプルにも関わらず、内ポケットには機能的な携帯や小物を入れられる多機能なポケット、ファスナー付きのポケットがあり使い勝手がよく、大きさも十分なので大学生の必需品の教科書も楽々入れられます。
手持ちの部分が長いので肩にも無理なく掛けられることが更に使い易さを良くしてくれています。
シンプルなのでファッションを選ぶこと無く合わせられることが嬉しいカバンです。
【ターンロックリュックサックポリッシュドベブルレザー】
見た目にクラシカルなデザインのシンプル且つコーチらしいデザインのリュックサックです。
大学生だとリュックサックを持つ人も多く、機能的に人気があります。
スポーティーな印象のあるリュックが多い中、レザーで上品なリュックは周りの友達に差をつけてくれます。
外のポケットや、こちらもターンロックがついていてわかる人にはわかるロゴではないデザインの部分でコーチをさりげなく主張したスタイルが上級者を感じさせます。
【チェルシークロスボディーべブルレザー】
こちらはショルダーバッグ。
それほど大きくないので大学生にとっては、学校で使うというよりはよそ行きのお出かけ用です。
ちゃんとしたファッションを着たい時やデートのときなど上品に自分を見せたい時にぴったりです。
上品でありながら斜めがけがアクティブな印象もあるのでかしこまらずに使えるところもメリットです。
ストラップは取り外しができるのでハンドバッグとしても使えて、シーンによて使い分けることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
コーチについて少しだけ人にも教えたくなるような知識がついたのではないでしょうか。
コーチはカバンの耐久性が他のブランドよりも優れていて、沢山のパーツから手作業でこだわり抜いて製作しているブランドで、マンハッタンの小さな工房から徐々に大きくなり現在のブランドイメージまで上り詰めました。
そこには20世紀を代表するデザイナーのボニーカシンという新進気鋭の美的センスにより高級ブランドとしてのイメージを作り上げ、多くの年齢層に支持をうけるようになりました。
コーチの代表的なコレクションのシグネチャーコレクションにより更にロゴの印象が強くなり、キャッチーなイメージもつきました。
そんな品高きブランドであってもこだわり通り手の届きやすいという点は変わらないおかげで、大学生などの若い層にも人気があるのです。
こうやって過去の歴史を辿ることで今のデザインがなぜこういったデザインなのか、どうしてこうなのかがわかって選ぶ時に1つの選択肢として考えられるようになりますね。
ぜひ参考に、また友達への話のタネにでもしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ちなみにこちらの記事もおすすめです。⇒大人上品にそして個性的!大学生カバンならキタムラに決まり
こちらの記事では日本を代表するカバンの老舗キタムラについて特集しています。
こちらのブランドもまた違うこだわりを持ってカバンを作っています。
コーチと比べてみるとより楽しめますよ。
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